護身用の防犯グッズを徹底評価!いざという時に身を守るための使い方と意外な注意点

一人暮らしの女性や小さなお子様のいる保護者の方の中には、いざという時に自分や家族の身を守るため、護身用の防犯グッズの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、防犯グッズにはさまざまな種類があり、何を選べばよいのかわからないという方もいると思います。

今回は、5つの観点から防犯グッズを評価し、それぞれの効果や使い方、注意点について解説していきます。

それぞれの特徴を理解することで、自分に合った防犯グッズを納得して選ぶことができるでしょう。

目次

今回の記事での評価観点

今回の記事では、以下の5つの観点から各防犯グッズを評価していきます。

各項目は5段階で評価し、星が多いほどその項目における評価が高いことを示します。

なお、5項目の星の数を合計した総合点による順位付けは行いません。

項目概要
価格今回紹介する4種類の防犯グッズの中で、相対的に安価か高価かを評価します。
効果犯罪者と遭遇した際に、相手の行動を妨げたり、逃げる機会を作ったりするうえで、どの程度役立つかを評価します。
扱いやすさ操作の簡単さや、効果的に扱うために必要な注意・訓練の程度を評価します。
リスク使用時に自分や周囲の人が負傷する危険性や、相手に奪われてしまう危険性などを評価します。
携帯・保管の適法性携帯や保管に関する法的な制約を評価します。

※各項目は5点満点で評価し、点数が高いほど評価が良いものとします。

主な護身用防犯グッズの種類と効果・評価

防犯ブザー

防犯ブザーは、ボタンやピンを引くことで大きな音を鳴らし、周囲に危険を知らせる防犯グッズです。

項目評価
価格
効果
扱いやすさ
リスク
携帯・保管の適法性
メリット
  • 比較的安価で購入でき、操作も簡単
  • 大きな音を鳴らすことで周囲の人に助けを求められるほか、犯人に対しても周囲に気づかれることを意識させ、犯行をためらわせる効果が期待できます。
デメリット
  • 周囲に人がいない場所では助けを得にくく、音を鳴らすだけで相手の行動を直接止められるわけではありません。

特別な訓練も必要なく、携帯もしやすいため、まず備えておきたい防犯グッズといえるでしょう。

スタンガン

スタンガンは、電極部分を相手に接触させ、電気ショックを与える防犯グッズです。

項目評価
価格
効果
扱いやすさ
リスク
携帯・保管の適法性
メリット
  • 電気ショックによって強い痛みや筋肉への刺激を与え、相手の動きを妨げる効果を期待
  • 放電時の音や火花によって相手を威嚇する効果
デメリット
  • 効果を得るには相手に接触させる必要があるため、相手が刃物などを持っている場合や、体格差がある場合には、使用すること自体が大きなリスクになる
  • いざという時に適切に扱うには事前に製品の使い方を確認しておく必要がある
  • 相手に奪われてしまえば、逆に自分が危険にさらされる可能性もある

力のない人でも使うことができますが、接触のリスクがあることは考慮する必要があります。

特殊警棒

特殊警棒は、伸縮式の金属製の棒で、伸ばすことで打撃に使用できる防犯グッズです。価格については安価な製品から高価な製品までありますが、強度や品質を考慮して選ぶ必要があります。

項目評価
価格
効果
扱いやすさ
リスク
携帯・保管の適法性
メリット
  • 高い打撃力によって相手に強い痛みや負傷を与えることができるため、相手の行動を妨げる効果が期待
  • 長い警棒であれば距離をとりながら対応可能
デメリット
  • 十分な効果を得るには、相手との距離や周囲の状況を把握しながら扱う必要がある
  • 打撃によって相手に重大なけがを負わせてしまう可能性があり、相手に奪われてしまうリスクもある

特殊警棒は高い打撃力を持つため、扱う技術や判断力がある人には効果的です

催涙スプレー

催涙スプレーは、唐辛子由来の成分などを含む液体を噴射し、相手の目や皮膚、粘膜に強い刺激を与える防犯グッズです。

項目評価
価格
効果
扱いやすさ
リスク
携帯・保管の適法性
メリット
  • 目に入ると強い痛みや涙が出るほか、鼻や口に入ることで咳などを引き起こし、相手の視界や行動を妨げる効果が期待
  • 相手に直接触れる必要がなく、一定の距離を保ちながら使用できる
  • 操作は比較的簡単
デメリット
  • 風向きによっては噴射した成分が自分にかかってしまうことがあり、屋内や人が多い場所では周囲の人にも影響が及ぶ可能性があり
  • 誤操作しないよう、事前に安全装置や使用方法を確認しておくことが重要(安全装置の付いた製品を選ぶことも検討しましょう。)
  • 使用後は製品の説明に従って適切に洗浄・換気などを行う必要がある
    ※刺激が残る場合や体調に異常がある場合は、医療機関への相談も必要です。

比較的簡単に距離をとりながら扱えるため、運動能力に自信のない方にもおすすめです。事前に誤作動や使用方法には注意しましょう。

番外編|護身用に木刀を置いておくのは有効なのか?

護身用として、車や自宅に木刀を置いている方を見かけることがあります。

木刀は扱いが難しい道具です。

特に屋内では、天井や家具などに干渉して思うように動かせないことがあります。また、扱いに慣れていない人の場合、相手に奪われてしまうリスクも考えられます。

さらに、木刀で相手を負傷させてしまう可能性や、使用した状況によっては法的な問題が生じる可能性もあります。

自宅に保管する場合と、車に置いておく場合、外に持ち出す場合では注意すべき点も異なります。

護身用の道具を選ぶ際には、自分自身が扱えるかどうかだけでなく、保管や携帯に関する法的なリスクも考える必要があります。

護身具だけに頼らず、自分の体を動かせるようにしておく

防犯ブザーを除き、どんなに優れた護身用具であろうと、実際に取り扱うのは自分自身です。

効果的に扱うためには、道具の使い方を知っているだけでなく、自分の体を自由に動かせるようにしておくことが重要です。

直接武器を扱わなくても、足運びや体の使い方、相手との距離感の把握など、いざという時に自分の体を動かせるようにしておくことが大切です。

剣護身術の鍛錬では、足運びや体の使い方だけでなく、1対1から多人数での距離感や位置取りについても練習しています。

武器を扱う練習そのものは多くありませんが、相手との距離を把握し、自分の体を動かすための土台を身につけることができます。

自分の身を守るための知識や技術を身につけたい方は、ぜひ一度体験にいらしてください。

まとめ

護身用の防犯グッズには、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。

価格や効果だけでなく、扱いやすさやリスク、携帯・保管に関する法的な制約も考慮したうえで、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

防犯グッズを持っているだけで安心するのではなく、いざという時に自分の体を動かし、安全な場所へ逃げられるようにしておくことも忘れないようにしましょう。

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この記事を書いた人

剣護身術インストラクター|IGBA認定総合護身インストラクター|武道歴17年

剣護身術のインストラクターとして、護身術の指導に携わっています。

武道歴17年の経験と、IGBA認定総合護身インストラクターとしての知識、実際の指導経験をもとに、護身術について発信しています。

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