小中学生の習い事に剣護身術|「自分を押し殺さない」自信を育てる

「子どもが一人で行動することも増えてきたけど、大丈夫かな」
「何かあったとき、一人で抱え込まず相談してくれるかな」
「もう少し自分に自信を持ってほしい」

小学校高学年から中学生になると、親がそばにいない時間も少しずつ増えていきます。

だからこそ、嫌なことには「嫌だ」と言い、困ったときには誰かを頼る。

自分を押し殺さずに生きるための自信を身につけてほしい。

この記事では、小学4年生〜中学3年生を対象とした「ジュニア技法基礎クラス」で、子どもたちに身につけてほしい力と、そのための稽古について紹介します。

目次

ずっとそばにいられないからこそ、自分を守れる自信を持ってほしい

小学校高学年から中学生になるにつれて、一人で出かけたり、友達同士で過ごしたりと、親がそばにいない時間は増えていきます。

思春期に入れば、何でも親に話してくれるとは限りません。

「嫌なことがあったときに、ちゃんと嫌と言えるかな」
「一人で抱え込まないかな」
「困ったときに誰かを頼れるかな」

そんな不安を感じる保護者の方もいるのではないでしょうか。

親がずっとそばにいて、すべての出来事から子どもを守ることはできません。

だからこそ、子ども自身に「自分を守るための自信」を持ってほしい。

ここでいう「自分を守る」とは、相手と戦うことだけではありません。

嫌なことには「嫌だ」と言う。自分の考えを伝える。危険を感じたら離れる。一人では難しければ誰かを頼る。

これらも、自分を守るための大切な行動です。

口数が少ないことや、行動する前にじっくり考えることを変えてほしいわけではありません。積極的になることが正解でもありません。

本当は嫌なのに周囲に合わせる。
やってみたいのに、人の目を気にして諦める。
困っているのに、一人で抱え込む。

そんなときに、自分を守るための行動を選べる自信を身につけてほしいと思っています。

私自身、この技を知っていたらもっと自信を持てたと思う

私自身、学生時代を振り返ると、「あの頃に剣護身術を知っていたら、もっと自信を持てたのではないか」と思うことがあります。

野球部に所属していた頃、私は決して上手な選手ではなく、チームの中で立場が強いわけでもありませんでした。

自分の意見があっても周囲に合わせたり、空気を乱さないようにしたりすることもありました。

高校時代には、部活動で事実とは違うことを自分が悪いかのように顧問へ伝えられ、怒られたこともあります。

そのときも、自分の側から何があったのかをうまく説明できませんでした。

親に相談できず、一人で抱えてしまったこともあります。

今振り返れば、もっと自分に自信があれば、

「自分はこう思う」
「それは違う」
「助けてほしい」

と言えたのではないかと思います。

でも、自分を押し殺さなければ、それでいいとも思いません。

私自身、大切な人が苦しんでいるとき、助けたい気持ちから手の差し伸べ方を間違えたことがあります。

自分の思いを押し付けているだけなのに、それを優しさだと思っていました。

だから子どもたちには、

自分を押し殺すのでも、自分の考えを相手に押し付けるのでもなく、自分も相手も大切にできる人になってほしい。

そう思っています。

自分に自信があれば、自分を守るだけでなく、周りの人を大切にする余裕も生まれる。

剣護身術を通して身につけてほしい「自分への自信」

自信というと、人前で堂々と話したり、何事にも積極的に挑戦したりする姿を想像するかもしれません。

でも、全員がそんな性格になる必要はありません。

自分の気持ちを大切にして、必要なときに自分で一歩を選べる。

このクラスでは、そんな自信を育てていきたいと考えています。

自分の気持ちを伝える自信
嫌と言う・自分の考えを伝える・人を頼る

やりたいことに挑戦する自信
できるか分からなくても、一歩踏み出す

得意を伸ばし、必要な苦手にも向き合う自信
得意を生かすために、必要な課題にも向き合う

自分の気持ちを伝える自信

嫌なことをされたら「嫌だ」「やめて」と言う。違うと思ったら、自分の意見を伝える。

そして、一人では解決できないときには「助けてほしい」と言う。

何でも一人で解決することが、自立ではありません。

危険な場所から離れる。親や先生など、信頼できる人を頼る。

やりたいことに挑戦する自信

「失敗したらどうしよう」
「自分にはできないかもしれない」
「周りからどう思われるだろう」

不安になること自体は悪いことではありません。

でも、その不安だけで、本当にやりたいことまで諦めてほしくない。

最初からできなくてもいい。失敗したら、もう一度やってみればいい。

「できるか分からなくても、まずやってみることはできる」

そんな一歩を踏み出せる自信を身につけてほしいと思っています。

得意を伸ばし、必要な苦手にも向き合う自信

誰にでも、得意と苦手があります。

得意なことは、どんどん伸ばしていい。

ただ、自分のやりたいことを邪魔している苦手なら、向き合うことで得意がもっと生きることもあります。

私自身、格闘技ではスピードを使った動きや組み、速い展開での打撃が得意です。一方、スタミナには課題がありました。

どれだけスピードがあっても、疲れて動けなくなれば生かせません。

だからスタミナを鍛えました。

苦手だった部分を鍛えることで、得意なスピードや技術を以前より生かせるようになりました。

苦手に向き合うのは、得意を捨てるためではありません。得意をもっと生かすために、必要なこともある。

「苦手だからできない」で終わらせず、「変えられるかもしれない」と思える。

そんな自分への信頼も育ててほしいと思っています。なぜ剣護身術で自信を身につけられるのか

剣護身術では「負けない戦い」を大切にしています。

目指すのは、相手を倒して強さを証明することではありません。危険な状況から、自分の身を守ることです。

だから必要なのは、

「誰よりも強い」ではなく、「自分には自分を守る方法がある」という自信。

そして、その自信は技を覚えるだけでは身につきません。

できない。失敗する。悔しい。怖い。

それでも練習して、もう一度やってみる。

その繰り返しの中で、「自分は変われる」という実感を積み重ねていきます。

「できなかった」が「できた」に変わる技の練習

剣護身術には、すぐにはできない技もあります。

何度も失敗しながら、「どうすればできるんだろう」と考えて練習する。

そして、昨日までできなかった技ができるようになる。

最初からできることより、できなかったことを「できた」に変えた経験の方が、自信になる。

技の上達だけではなく、「やれば変えられる」という経験を積んでほしいと思っています。

身体を鍛え、できることを増やす

技の練習だけでなく、マット運動や筋力・体力づくり、さまざまな身体の動きにも挑戦します。

前はできなかった動きができる。以前より身体を思い通りに動かせる。

身体が変われば、「自分にもできることが増えた」と実感できます。

もちろん、体力的にきつい練習もあります。

疲れていても、あと少し頑張る。最後までやり切る。

「きつかった。でも、やり切れた。」

そんな経験も、自分を信じる材料になります。

組手や実践練習で相手と向き合う

技の練習と違い、組手では相手も動きます。

練習した技が通じない。投げられる。怖くて思うように動けない。

思い通りにならないからこそ、自分の課題が見えてきます。

なぜできなかったのか。次はどうすればいいのか。

考えて、練習して、もう一度やってみる。

相手に勝って強さを証明するためではありません。

その経験を、道場の外でも使える自信につなげていきます。

道場で得た自信を、自分の人生で使ってほしい

このクラスのゴールは、剣護身術が上手になることだけではありません。

できなかったことができた。
怖くても一歩踏み出せた。
うまくいかなくても、もう一度挑戦できた。

道場で積み重ねたそんな経験を、学校や習い事、そしてこれからの人生でも使ってほしいと思っています。

周りと比べて「自分なんか」と思ってしまうこともある。誰かの言葉で、自信をなくすこともある。

剣護身術でいう「自分の身は自分で守る」とは、危険な相手から身を守ることだけではありません。

嫌なことには「嫌だ」と言う。
一人では難しければ誰かを頼る。
やりたいことには挑戦する。
必要なら、苦手なことにも向き合う。

「今の自分を守るために、何が必要なのか」を考えて行動する。

何でも一人で解決する必要はありません。いつも強くいる必要もありません。

自分を諦めず、自分だけは自分の味方でいる。

剣護身術を通して、そんな生き方につながる自信を身につけてほしいと思っています。

小学4年生〜中学3年生対象「ジュニア技法基礎クラス」

剣護身術東京本部では、小学4年生〜中学3年生を対象に「ジュニア技法基礎クラス」を開催しています。

剣護身術の技だけでなく、マット運動や身体づくり、組手などにも取り組みます。

技を覚える。身体を鍛える。できないことに挑戦する。相手と向き合う。

さまざまな経験を通して、自分の身を守る技術と、自分を信じて行動する自信を育てていくクラスです。

武道や格闘技、運動の経験は必要ありません。

ジュニア技法基礎クラス

開催日時 土曜日 10:30〜
     ※開催日は月ごとのスケジュールをご確認ください
開催場所 剣護身術東京本部
対象   小学4年生〜中学3年生

体験をご希望の方は、剣護身術の通常の体験申込からお申し込みいただけます。

まずは一度、ジュニア技法基礎クラスで剣護身術を体験してみませんか?

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この記事を書いた人

剣護身術インストラクター|IGBA認定総合護身インストラクター|武道歴17年

剣護身術のインストラクターとして、護身術の指導に携わっています。

武道歴17年の経験と、IGBA認定総合護身インストラクターとしての知識、実際の指導経験をもとに、護身術について発信しています。

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